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その子を本当に成長させたいのなら、誰でもできる"信じて待つ"が最強ではないだろうか。

その子を本当に成長させたいのなら、誰でもできる\"信じて待つ\"が最強ではないだろうか。_e0356008_21564322.jpg
土曜のガッツランニングクラブ。
暑さを考慮して
今回もまた高架下での練習。
夏の間はしばらくココになるのかな...

リレーに鬼ごっこにドロケイと
手を替え品を替え、
走るということをしていく。

その中でも鬼ごっこやドロケイを
積極的にやるのは楽しいからだけではない。
走る力や持久力だけではなく、
周りを見て動けるチカラを培いたい!
そう思っているからである。

今日は2点気づいたことがあった。
1つ目はSくんがあきらめなかったこと。
彼は逃げられない状況に追い詰められると
言い訳をして逃げる癖があった。
「お腹痛いから、ちょっと休憩」
「今足痛めたから、ちょっと抜ける」
もちろんそれを許したことはない。
けれども事あるごとにそれを繰り返してきた。

それが今日はなかった。
歩くと走るをうまく使い分けて、
自分の体力をうまく調整した。
そして言い訳をすることなく3分を逃げ切った。

そしてもう1つ。
低学年の子が少しずつ先読みができてきた。
"挟み撃ちして1人の子を追い詰める"
ドロケイでは定番のこの型も
結局本人たちが分かってきてこそのものだ。
何度も声を高らかに伝えてきたが、
全然うまくいかなかった。

が今日は
彼ら自身が自らその作戦をとり、
攻撃に出る場面がたくさんあった。

ようやくわかってきた。
ってことだろう。



大人はとにかく最短ルートで
無駄のない方法を教えようとする。
そしてそれができないともどかしく、
時には叱ることもあったりする。

けれども
本人が気づいてこその理解であり、
本人ができるようになってこその会得である。

それまで大人は見守れるか。
それまで大人はじっと我慢できるか。
少しずつ変わっていくだろう変化を
期待して待つことができるかなのだ。

その子を本当に成長させたいのなら、誰でもできる\"信じて待つ\"が最強ではないだろうか。_e0356008_22161000.jpg
 
信じて待つなんて
技術がなくても誰でもできること。
世間や周りの声や隣の子を軸とするのではなく
その子をちゃんと信じられれば、
今日この瞬間からでも、すぐにできること。

「○○ならできるから大丈夫だよ!」
お世辞でなく
心からそう言えるような思いを持って
1人1人と接していきたいと思う。

by spotlight0801 | 2018-07-21 22:56 | マナビ

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by イメージトレーナー&裸足ラン 加藤久人